こうした外科的治療や注射治療、照射系治療とはまったく異なっていて、しかもメスを使った外科治療とも異なり、新たなプチ整形の可能性を提示している治療が美容整形でたるみを治療するノウハウにも生かされています。埋没法と呼ばれるジャンルの治療で「金の糸」に代表されるストリングスを皮下に埋め込み、その刺激によって皮膚の細胞活性を根本から「叩き直してやろう」という、もはや魔術としか言いようのない画期的治療法なのです。
美容整形でたるみにカツを入れる治療、糸埋没法で用いられる「糸」とは極細の特殊繊維です。代表的な素材は純金、プラチナ、特殊ナイロン繊維、などです。さらに最近ではタンパク質などから合成された特殊繊維も利用されています。この治療法の基本は、こうした極細の繊維を皮下に格子状に埋没挿入することで、肌細胞および皮下の表情筋の活性化を促進し、引き締め効果・美肌効果・肌細胞の若返りを一挙に、しかも長期的に実現してしまうというものすごいものなのです。
この繊維埋没法の原理には、これまた最新医学のノウハウである再生医療の研究成果が反映されているのです。美容整形のたるみの治療で皮下に埋没された繊維は、たとえ極細のものであっても人体にとって異物となります。この新たな遺物に対して細胞は防御本能を喚起され、細胞活性を活発化していくのです。その結果、肌表面の細胞はどんどん新陳代謝が進み、たるみ・くすみ・肌荒れが改善され真新しい玉子肌が再生されてしまうのです。
肌細胞が異物と感じるくらいですから、美容整形でたるみの治療を受け、極細繊維を埋め込んでもらった場合、常に違和感に悩まされるのではないか、と心配されるユーザーの方も多くいらっしゃいます。しかしこの際はっきり申し上げれば、これはまず問題ありません。確かに治療直後には多少の違和感はあるでしょう。しかしもともと超極細の繊維のことですから、たちまち順応して、つまり「慣れて」しまうのです。しかも普段意識の昇るほどの刺激が感知されるわけでもありません。ただ、若かったころに感じていたのに今は忘れてしまったあの「ハリ感」が戻ってきた、というだけのことなのです。
美容整形のたるみの治療でこうした特殊な糸を埋めた場合、皮下のコラーゲンが増加し、肌表面のつや、ハリというものにも明らかな変化が生じます。表情筋の活性も向上しますから、全体的にフェイシャルのたるみはきれいに改善されてしまいます。しかもこの効果は特殊繊維が埋め込まれている限り、ずっと持続していくのです。プチ整形と呼ぶには絶大な効果があり、美容整形と呼ぶにはあまりにお手軽。この治療法が現在のプチ整形の中で大きく注目されているのも納得ですね。
美容整形でたるみの参考情報 → シワ・たるみのお悩みに|ヴェリテトータル・アンチエイジング 専門外来